休符も音符と同じように2つの長さを同じ点字で表します。
点字、休符の長さの順に、
①③④の点 M 全休符、または16分休符
①③⑥の点 U 2分休符、または32分休符
①②③⑥の点 V 4分休符、または64分休符
①③④⑥の点 X 8分休符、または128分休符
休符も音符と同じように2つの長さを同じ点字で表します。
点字、休符の長さの順に、
①③④の点 M 全休符、または16分休符
①③⑥の点 U 2分休符、または32分休符
①②③⑥の点 V 4分休符、または64分休符
①③④⑥の点 X 8分休符、または128分休符
点字楽譜で使う点字の記号は、次の6種類に分類できます。
・音符
・休符
・音符・休符の前記号
音符や休符と密接に関係がある記号。点字は、音符や休符の前に書きます。
・音符・休符の後記号
音符や休符と密接に関係がある記号。点字は、音符や休符の後に書きます。
・(その他の)楽譜記号
個々の音符や休符とは直接関係がない楽譜記号。
・一般の記号
楽譜以外にも使われる一般的な点字記号。
前記号や後記号は、記号同士の順番も決まっています。
その他の楽譜記号は、出現する順に書きます。ただし1つの音符に関係する記号群の途中には挿入しません。
ビースコアでは
ビースコアでは、上記の6種類の記号に対応した6つのメニュー[音符]、[休符]、[前記号]、[後記号]、[楽譜記号]、[一般記号]があります。
そしてメニュー内のコマンドは6つのツールバーのボタンと一致しています。メニューとツールバーはどちらを押しても同じです。キー操作ではメニューをご利用ください。
点字楽譜では音符がどのオクターブにあるかを表す「音列記号」があるので、音部記号は必要ではありません。
一般的には、「音部記号は、和音の方向(和音の音符を上から書くか、下から書くか)を示す記号として用いる」と言われています。しかしビースコアでは、五線譜で音符が正しいかを確認できるようにするための、純粋に五線譜の表示にのみ影響する記号としています。
したがって、点字の読者が特に希望しない場合は、音部記号は非出力点字とします。音部記号がない場合には不要な3の点、音列も、一緒に非出力点字にするべきかどうかにも、ご注意ください。
分割方法
スタッカートなどの記号を持つ音符が4つ以上続くとき、最初の音符に記号を2つ書き、最後の音符に記号を1つ書くことで、途中の音符への記号を省略することができます。同様に省略できる記号は、連符記号、装飾音記号、アクセント、テヌート、スラーです。
点字楽譜では8分音符以下の音符を連桁でつなぐか、旗で表すかの区別はありません。ビースコアの五線譜表示は、拍数や連符などに従って自動でつないでおり、楽典の規則に沿わない部分もありますが、旗を連桁に、またはその逆に変更することはできません。
休符も音符と同じように2つの長さを同じ点字で表します。 点字、 休符の長さの順に、 ①③④の点 M 全休符、または 16 分休符 ①③⑥の点 U 2 分休符、または 32 分休符 ①②③⑥の点 V 4 分休符、または 64 分休符 ①③④⑥の点 X...