88鍵のピアノには、ドレミファソラシの鍵盤が7つずつ、さらにラシドがもう1つずつあります。「ド」と言われてもどこのドなのかわかりません。これを区別するのが音列(おんれつ)です。
ピアノのほぼ中央にあるドから始まるドレミファソラシが第4音列(上1点音)、その右のドレミファソラシが第5音列(上2点音)です。逆にピアノのほぼ中央にあるドから左のシラソファミレドが第3音列(カタカナ音)、さらに左のシラソファミレドが第2音列(ひらがな音)、さらに左のシラソファミレドが第1音列(下1点音)です。
点字楽譜ではこの音列を示す音列記号を音符の直前につけます。
高い音列記号から順番に書くと、次のようになります。
第7音列(上4点音) 6の点
第6音列(上3点音) 56の点
第5音列(上2点音) 46の点
第4音列(上1点音) 5の点
第3音列(カタカナ音) 456の点
第2音列(ひらがな音) 45の点
第1音列(下1点音) 4の点
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